入居前掃除が必須な3つの理由!【引っ越しでやること新居の掃除】
引っ越しの際には、業者の選定や手続きなど
とにかくやることがたくさんあります。
引っ越しというと荷造り
のイメージが強いのですが、
実は同じくらい大変になってくるのが掃除です。
退去する家の掃除はもちろんことですが、
見落としがちなのが入居する新居の掃除です。
新しく入る「新居」だから「綺麗」と思ってしまいます。
もちろん掃除はしてあります!ですが、
誰が???
どれくらい掃除してくれたの?
自分の目でしっかり確認しなければ
どの程度のものかはわかりません。
住み始めたら思っていたよりも汚れが…
と思っても、荷物を入れたあとでは掃除が大変です!
ぜひ、入居前に「新居の掃除日」を予定してください!
そして、入居前掃除をおすすめするのは、
「汚れているかもしれないから綺麗にする」ということだけではありません。他にも大事な3つの理由があります。
入居前の部屋をきれいに掃除しておくことは、
引っ越し後に気持ちよく過ごすためには欠かせないステップになります。
入居前に新居を掃除をする3つの理由と、
お掃除するコツについてを詳しく解説していきます!
Contents
- 入居前掃除 3つの理由
- 掃除のポイント
- 入居前掃除の注意点
- 最後に
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入居前掃除 3つの理由
冒頭でちょっと触れましたが、
入居前の掃除は「汚れているかもしれないから」が大きな理由ではありません
入居前掃除をおすすめする3つの理由、
それは…
- 家具を綺麗な状態で搬入するため
- トラブルを防ぐため
- 足りない物、レイアウト確認のため
この3つです。
特に3つ目は、気をつけてください!
悲惨な体験談が多数ありますので…
では、まず1つ目の
- 家具を綺麗な状態で搬入するため
「引っ越し先は綺麗になっている」
と思っている方がほとんどだと思います。
確かにクリーニングが入ることもあります。
ですが、そのクリーニングが完璧であるとは限りません。
また、クリーニングから時間が経っていれば、
たとえ新しい部屋であっても汚れや埃は溜まっています。
綺麗な状態にして誰も出入りせず、
密閉にしていたとしても、部屋というのは汚れるのです。
当然、その部屋に家具を搬入すれば、
汚れた上に家具を置くことになり、家具も汚れてしまいます。
その新居は、これから生活をしていく「家族が帰る家」です。
面倒だな…と思うかもしれませんが、
毎日を気持ちよく過ごすためにも、入居前掃除のひと手間をぜひかけてください。
続いて2つ目の
- トラブルを防ぐため
「入居する前からトラブル?」
と思う方も多いでしょうが、これが意外と大切なポイントになってきます。
例えば、実は入居前からトイレに異常があった。
しかし、入居後に言ったものの、
「使い方が悪かったんじゃないの?自費でやって」
となってしまうこともあります。
決して「よくあること」ではありませんが、万が一があった場合、トラブルとなってしまいます。
そうなると、金銭的にも契約先との関係にも、
とても大きな負担となってしまう可能性が大いにありえます。
だからこそ、入居前に掃除をしながら、
状態をしっかりとチェックすることが重要なのです。
入居前に掃除をしつつ状態を確認し、異常のあるところは写真などにおさめておく。
こうすることで、退居する際のトラブルをも防ぐことができます。
入居前の掃除というと「引っ越し当日にサッと」という方もいるかもしれません。
しかし、引っ越し当日は必ず想像以上にバタバタします!
そして、引っ越し後も荷解きでバタバタし、
掃除は必要最低限だけしか出来ないまま通常の生活に…
やることの多い引っ越しでは、前倒しでやっておいたほうが安心なのです。
そして、もっとも大事な最後の3つ目、
- 足りない物、レイアウト確認のため
まず、この足りない物とは何か?と言うと、
照明器具やカーテンです。
とにかくバタバタする引っ越し当日。
荷物の搬入も完了し、やっと引っ越しが終わった〜
と思ったら、
電気がない…
カーテンの大きさが合ってない…
ガスが通ってない…
慌てて手配をした!という体験談は多数。
そして、レイアウトの確認です。
これは荷物の搬入時、業者がスムーズに
荷物を運搬できるよう、家具や家電のレイアウトを決めておくためです。
搬入する荷物をどこに運ぶかを決める為、
部屋の大きさを測っておくようにしましょう。
どこに運ぶかを荷造りのダンボールに書くと、
引っ越し当日の搬入、引っ越し後の荷解きが圧倒的に早くなります。
以上の3つのこと、たいしたことなさそうに見えますが、大事なんです。
入居前にはできれば1日の時間をとって、新居へ行くようにするのがおすすめです。
掃除のポイント
では、入居前の掃除におけるポイントです。
引っ越し前というのはやることも多く、
ちょっとした掃除でも面倒に思えるかもしれません。
しかし、ポイントをしっかりおさえていけば、
大変な掃除もスムーズに進めていくことができます。
お掃除のやり方は、、、
掃除の手順
1.換気をする
2.天井や壁の掃除
3.水回りの掃除
4.床の掃除
続いて、
それぞれ掃除のポイントもしっかり抑えておきましょう
まず、やることは換気です。
すべての窓やドアを開けて、空気を入れ換えましょう。
基本的に掃除をする間は、開けっ放しにしておいた方が良いでしょう。
長期間、人の出入りがないまま放置されていると臭いもこもっています。
換気を行うだけでもだいぶ違ってきます。
窓やドアを全開にしたら、高いところから順に掃除を始めます。
掃除は上から!と言われているように、先に天井や壁などを掃除していきましょう。
はたきをかけたり、かたくしぼった雑巾で拭いたりしていきます。
そして、照明器具はついていますか?
照明器具がなくて、当日慌てて買いに走った!
と言う体験談もあります。
もし、備え付け照明器具のところであれば、
照明器具にもはたきをかけて、かたくしぼった雑巾で拭いていきましょう。
次に、水回りの掃除です。
キッチンやトイレ、お風呂場、洗面所。
水回りは水垢やカビがついていたり、排水口が詰まっていたりすることもあります。
水回りの掃除は、泡タイプの洗剤やメラミンスポンジなどが活躍してくれます。
水回りで使う洗剤には刺激が強いものもあります。
換気はもちろん、マスクやメガネなどの完全防備で掃除をおこなっていきましょう。
そして最後は、床を綺麗にしていきます。
掃除機よりもホウキを使ったほうが、細かいゴミまで綺麗に取り去ることができます。
ホウキにもいろいろな種類がありますが、
長く使えてツヤ出し効果も期待できるシュロのホウキがおすすめです。
ホウキで掃いた後には、かたくしぼった雑巾で綺麗に拭いていきます。
床の掃除が最後の仕上げになりますが、
余裕があれば害虫対策もおこなっていたほうがいいでしょう。
繁華街に近いところや飲食店が近くにあるところは、やはり虫が出やすくなります。
1階や2階の低階層の部屋も、虫があがってきやすくなります。
防虫剤を部屋の隅に置いておく、または、室内に煙を充満させるものでもOKです。
ただし、火災報知機やガス報知器に注意をし、
大家さんとご近所さんにも「使用すること」を伝えて必要があります。
入居前掃除の注意点
入居前に掃除するにあたって、
「クリーニングが入っているから適当でいいや」
と思っている方もいるかもしれません。
確かに退居後は、業者によるクリーニングが入るのが一般的です。
ただ、必ずとは限りませんし、そのクリーニングが十分であるとも限りません。
実際に、クリーニングが入った部屋でも
信じられないくらいにボロボロの状態であることもあるのです。
極端な話ですが、「業者にクリーニングしてもらってます」
と言いつつも、大家さんが掃除しただけ…
ということや、部分的に業者のクリーニングが入っているということもあります。
「部屋のクリーニング」を過信しすぎず、
クリーニングがしっかりとされていればラッキー!
くらいの気持ちでいたほうがいいでしょう。
いずれにしても、入居前の掃除は自分でするものと考えておきたいものです。
全体を自分の目で見て掃除することによって
入居前の状態をチェックできるという部分もあるのです。
最後に
荷造りや手続きなど、引っ越しはやることが沢山あります。
ですが、入居前の掃除というのは思っている以上に重要なポイントとなってきます。
家具を綺麗な状態で搬入するため
余計なトラブルを防ぐため
引っ越しのやる事リストにぜひ「入居前掃除」を加えて、スムーズな引っ越しにしてください。
ただ、準備で何かとバタバタしてしまい、
「掃除の時間」を取ることが難しくなることもあるかと思います。
しかし、ポイントさえをおさえておけば、そう時間がかかることはありません。
気持ちよく引っ越しするためにも、ぜひ入居前の掃除をやってください!